2012年11月10日土曜日

部品のオハナシ


 皆様おはよう御座います。腕を火傷致しまして紫色のワンポイントが刻印されてしまいましたコウバ長で御座います。どうせならもっとかっこいい形の焼印を希望で御座います・・・・・・


 そもそもナゼに火傷したのかと言いますと、マフラーでジュッとやってしまったのであります。つまり・・・・・・・

 コウバスター(仮 のエンヂンがかかった♪という事で御座います。

 JA51にG16Aエンヂンをスワップした際はインジェクションハーネスをフルに作り直すという作業で非常に大変で御座いましたが・・・・流石にコウバスター(仮 は単純な配線でしたので楽でありました。

 どんなに簡単な作業でも・・・・・再び愛機が息を吹き返す瞬間というのはたまらないもので御座います。

 ウチは整備屋さんではない(ボディの改造屋です)のでそういう瞬間は愛機でしか味わうことがありませんが、きっと整備のプロの方々も同じように直る、治す度に喜んでおられるのではないかなぁと思います。


 エンヂンがかかった瞬間の、あの小躍りするような悦び・・・・・。誰もが少年少女に戻って14歳なので御座います。


 たとえば少しの部品を交換したとき


 思ったよりも取り付けに手こずったり


 折角買ってきたのに不手際で傷つけてしまったり


 交換が終わったらどんなふうになるかな?と想像しつつ


 足りない工具を買いに行ったりして


 四苦八苦して取り付けて


 離れて眺めてみたり、近づいてみたり


 写真を撮ったり


 そういう悦びは初めてキーを捻ってエンヂンをかけてみたときの、14歳の悦びのママなので御座います。


 まぁコウバ長は小学生の頃から山でエイトに乗っておったのですが




 とにかく、そんな14歳な悦びを与えてくれる部品交換なのですが、あまたある改造部品の中でも、持ってるだけでも素敵な「お悦びパーツ」が存在致します。




 INU Choppers謹製 ウラ庭で溶かしたアルミ・・・・・・「いぬちょタイマーカバー」

 神戸で買い損ねて、名古屋でようやく手に入れることが出来た宝物であります。

 まぁコレで缶ビール5本は軽く呑めるで御座います。



 そしてお馴染みの・・・IK WORKS謹製「神戸グリップ」

 このグリップをカットするのが勿体無いと呟いておりましたら・・・・「切り刻めるように値段設定しとるんやから躊躇せずに切らんかいアホボケカス」と・・・・・・


 さらに鉄の削りだしミラー・・・・・・なぜにステーのパーカが禿げてるのかと言いますと・・・・・・



 このようにネジ山が潰れ、プライヤーで掴んだような傷が・・・・


 それをインケツコウバ長が「人間旋盤」にて削り直し修正したので御座います。



 そいでもってE/J custom planning & parts supply謹製・・・・・CVキャブ用アイドルミクスチャースクリュー!

 コウバスター(仮 のキャブをバラしておりましたら・・・・・ここんトコのOリングが入ってない。Oリングは手配してあったものの、ワッシャーが無い。


 そしたらワッシャーと一緒に・・・・・・感謝であります。


 これまでは精密ドライバーにワンポイントマーキングしたものを調整用に持っておりましたが、このスクリューですとスタビードライバーである程度調整しておいてから、指で微調整が可能で御座います。


 六角形というのもポイントでして、この角がクリック感あり、微妙な戻し量の確認になります。下側への張り出し具合も絶妙で、素手にて調整OKで御座います。



 どれもメーディンジャパン



 無いから創る。欲しいから創る。自分の想ったものを創る。


 
 その為に大変な努力をして・・・・職人さんの処へ足を運んだり、文献を調べて探求したり、どうすれば実現できるか、その為には何をすれば良いのか。



 そういう想い、魂がこもっているから、部品にぬくもりがあるので御座います。



 カッコよろしなぁ・・・・・・・その心意気。


 
 安楽より、悦楽を。



 素晴らしい部品があると、それに見合った、恥ずかしくない車両を作りたくなる。



 そんな部品のお話で御座いました。