2013年12月11日水曜日

靖国神社 #FINAL




特攻勇士之像。


館内には沢山の遺書や写真がある。

そこに綴られた文字ひとつひとつ、写真に写る表情のひとつひとつが

紙にインクを染み込ませたものやドットの集合体でなく、一人の人間に見えてくる。

まったくどうしようもない気持ちになる。






「幸にして妻子はなし。」

妻子なきことを幸だと思わなければならない世なんて絶対によくない。

俺たちは危機感もなく日々平和に寝惚けて暮らしてる。

でもそれはまやかしで、本当は現代もそれが許される時代じゃない。

弾が飛んでこないから寝惚けてていいんじゃない。

弾が飛んでこないからこそ、誰もが戦えるし誰もが戦わなきゃならない。



それは放射能が撒き散らかされて酷い事になっている現状や

暴走する国家や

もっと身近に言えば思うようにいかない日々の生活だとか

さらに誤解を恐れずに言うならばバイクを作るのも同じこと。



だって今のところ弾なんて飛んでこないんだぜ?

必死になったって必ず死ぬわけじゃない。



恥ずかしい気持ちになるよ。




うむ。

脱線はしてないけど脱線したみたいになっちゃった。

これは陽の光があたるところに安らかに陳列されている。




破損した鉄帽。

割れているのは被弾したため。



着弾時の衝撃を吸収して割れるように、クロモリ鋼でできてる。





ビルマ戦について綴られている方が居られます。



結局、遊就館は全て観て回ることが出来ず、名残惜しくも後にする。




木彫りと飾り金具。


波打つ曲線と角断面。


こういう均整のとれた造形はやっぱり目に優しい。



鏨で打っていってるのかな。




鎧兜とか、今みてもありえないくらい物凄い板金技術にも奮える。


美しい。


見てて飽きない。



繊細だなぁ。


いい加減にしないとまた迷子になるので、大人しく帰る。


最後に見たのは車止めの支柱・・・・・・


行けて良かったし、また行かなきゃいけないな。


ありがとうございました。