2017年11月22日水曜日

外装の下地完成。


みなさまごきげんよう♪


さて嫁さんの入院は予定より一週間と少し過ぎましたが、何とか退院できました。

とは言え、状況は何も変わっていないので今後も色々な検査を続けていく予定です。

一先ずは、ご心配頂きました皆様ありがとうございました。

製作車両の方は着々と進行中でして外装の下地仕上げへ。


最終パテ作業から一旦サフを入れまして

この段階では巣穴やペーパー目を埋めるのが目的ですので

分厚めに、肌はあまり気にせず吹いています。

こうして見ると歪んだラインがよく見えますねぇ。


研ぐ事で見えてくる微妙な面や線の歪み、曲がりをポリパテで修正していきます。


どの位微妙なのかと言いますと、この様に線の如し修正でして。

少しだけエッジが丸い箇所なんかをピシッとさせていくわけですね。


パテ修正無しでいく予定でした電装ボックスは

研ぎの段階で微妙な打痕を発見。

いちいち言わなければ誰も気づかないような事ではあるのですが、

作り手としては大いに気になりますので少し修正を入れました。


パテ研ぎを終えたらペーパーで800番程度まで研ぎあげて仕上げのサフ入れに入ります。

今度は上塗りの下地ですし、ガシガシ研げませんので綺麗な肌で塗り上げまして。

ちなみに電装ボックス前側の3つの穴は万一の浸水時の為の水抜き穴です。


ようやく下地が完成です。

兎に角、今回塗る色は光の当たり方によって色が変わるので

面の構成や影の落ち方をきちんと詰めておかないと

色に負けると言いますか、結構恥ずかしい事になってしまいます。


実際に組んでみてその辺も確認しつつ。


シートの製作へ。

シートに関しては見た目だけでなく快適性も重要ですので

自分で跨ったりしつつ、ウレタンの厚みやコシの強さなんかを見極めまして。


まぁ形状的にはなるようにしかならないのですが。

私自身、お尻が痛くなるのが猛烈に苦手なので、ステッチのスポンジ10mm分を加味しつつ

特に尾骶骨周辺は少し盛り気味にしてあります。

この後、シートはいつものシート屋さんへ。


ロングフォーク化も何とか成功はしていますが、

理想より1インチほど足りないのでちとアレですね。

この辺はまだ方策があるので、これから対策して本来の長さを得る予定です♪


今回はビラーゴ750という珍しいベース車両を手がけているわけなのですが

このバイク、今の状態だとカクカクしていてトリッキーな感じに映るかもしれませんが

決してイロモノではなく


むしろ地味なくらいのバイクでして。

どんな仕上がりになるのか、ご期待頂けますれば幸いです。

何にせよ、私が作ったバイクに乗りたいとオーダー頂きましたオーナー様の

熱い期待を裏切らぬよう更に作業を進めていきたいと思います♪



それではみなさまごきげんよう!





2017年11月17日金曜日

サービカー。


みなさまごきげんよう♪

さて、入庫台数は決して多くない当方ですが。

どうにも希少車率が高いのがひとつの傾向でして

今回はこれまた珍しい車両をお預かりさせて頂きました。


今回のお預かりは何と1971年式のサービカーです♪

イメージと裏腹に、カッコいいじゃないですか。。。


エンジンはサイドバルブベビーツイン。

フラットヘッドとしてはほぼ最終ですね。


右シフトで左スロットル、フットクラッチ。


フロントは41テレスコピックフォークにナセルでショベルのそれですね。


ステダンノブをかわす後期分割ライザー。


タンクは右側オイルタンクの綺麗な形のものですが、ダッシュは新しい。


そしてセルモーター付きです♪


車重は重いですが、3輪設置ですにで転がりは軽く、サイドブレーキは必須。

バックギアも付いてます。


ハーレーってこういうデザイン上手いですよねぇ。


サイレンサーは腹下。

結構真面目な作りのフレームで驚きです。


サスはリーフとコイルの組み合わせにショックアブソーバー。




検査と登録のご依頼ですが、まず乗りこなせるのかが最大の問題でして。

これは楽しみな一台ですね♪


そんなわけでごきげんよう!




2017年11月14日火曜日

ビンテージフォグ修理。


みなさまごきげんよう♪

チョッパーのヘッドライトといえば、ビンテージフォグランプの流用が一般的ですが。


今回はそんなランプの修理ご依頼です。

HALLは独特の丸みを帯びたデザインが素敵なランプですが


取り付け部分がバックリ捥げていまして。

これを何とかして欲しいとのことですが


素材自体がボロボロに崩壊していますのでこれを修理するのは不可能です。

ので、ヘッドライトとして使いやすいようにアプローチを変えて修理する事にしまして。


リベットを揉んで構成部品をバラしましたら、薄べったい三角のプレートは

ライトリムの固定に使用するので継続使用してマウント部分を作り変える事にします。


ランプボディになるべく余計な穴を開けないように、元の穴2箇所を使いつつ

新たに2箇所穴あけして4点で支持、尚且つヘッドライトマウントブロックが使えるような

こんなステーを製作。

塗装は一旦クリアまで吹いておいて最後にチープなラッカーの銀をパラ吹き。

経年で表面のラッカーが傷んできたら良い味になるでしょう♪


元のマウントでは角度調整はステーを曲げるくらいしか対応策がありませんでしたが

こうしておけば上下左右、自在に角度調整可能で楽チンですね。


配線も新しいものに交換しまして


ステーが壊れたビンテージフォグランプが無事に使えるようになりました♪

コストをかけて修理するわけですから

当然元の状態よりも使い易く

なるべく耐久性も優れた方法で修理して、より良くしていきたいところですね。


こういった取り付け方法の改善や修復も承りますので

お気軽にご相談くださいませ♪


それではみなさまごきげんよう!





2017年11月10日金曜日

CBX最終仕上げ。


みなさまごきげんよう♪


タンク中央部の塗装浮き修理後、無事にペイントから戻ってまいりましたCBX。

グラフィックを入れられると言う事で、

どのような図柄になるのか非常に楽しみにしていましたが

何とも見事な、控えめなグラフィックでしてこれは素晴らしいですね。


日本製アメリカ仕様のバイクに浮世絵。

クリア厚めで遠目にはわかりにくいようになっていますが、

こういうのは持ち主の為だけのもですから控えめでイイですね♪


外装が上がってきましたら、私が汚いケツで汚してしまいましたシートなんかも

綺麗にクリーニングします。


補修されたオリジナルペイントのタンクに合わせて

シートカウルも磨いて調子を合わせてみたり。


とにかき作業場で積み重なった汚れなどを徹底的に落として磨いていきます。

折角お預かりしている訳ですから、来た時よりも美しく。

は、基本ですね。


歪みを板金修正しましたオイルクーラーマウントもペイントしてあげます。

一旦黒塗装してから中研ぎを入れて、少し違う黒を塗ってクリアコート。


小物部品ですが外装並みの塗装を施しておきます♪

黒は単純な色のようで、部位によってちょこちょこと使い分けてやるのは結構効きます。

まぁここも持ち主にしかわからないレベルですが。


さて全体がバリッとしましたら、最後の取り付け部品。

ETCの取り付けに進みます。


車載器は最もコンパクトで薄型のものを選びまして、

シートカウル後ろの小物入れスペースに設置。

なぜこのモデルなのかと言うと・・・


シートを変更されている関係上、リッドがこれだけしか開きませんで。


モデルによっては取り付けられてもカードの出し入れ等が出来なかったりしますので。


このモデル、この位置でしたらカード挿入部のカバーもきちんと開閉できて


尚且つ、ETCカードの出し入れもギリギリセーフ。


配線はとぐろを巻く事なくメインハーネスに沿って行い

電源も分岐ではなくメインハーネスのイグニッションプラス線から取ってあります。


フューズホルダーは断線が目視確認出来るようにフレームに固定しておきまして。

隠す所と見せる所はしっかり分けておかないといけませんね。


インジケーター一体型のアンテナはハンドルポストに固定。

ゲート通過問題無く視認性もバッチリと言う事で、これにて取り付け完了です♪


結局トリップメーター読みで600kmも乗らせて頂きまして

各部膿出し、チェックも終了。


元々コンディションの良い車両でしたが、ご依頼の最終仕上げが全て終了しました。

この先10年安心して乗れるようにというご依頼にお応え出来たかと思います。

後はこれまで通りキッチリ乗って頂き、新しい汚れや傷を積み重ねてもらって

「自分のバイク」を完成させてもらえましたら幸いです。

6本出しマフラーフィッティング

マフラーブラケット製作

シフトリンケージガタ修正

リアブレーキリンク修正

マスターシリンダーリザーバータンク交換

前後ブレーキホース製作

ブレーキフルード交換、キャリパー揉み出し

フロントフォークオーバーホール

ステムベアリング打ち替え

ホイールベアリング打ち替え

ヘッドライトステースムージング

神戸グリップ貫通加工交換

サイドスタンドエクステンション製作

猫足型サイドスタンド製作

オイルクーラーマウント修正、塗装

ヘッドライト変更、位置関係、角度修正

タンク塗装浮き、ピンホール補修、塗装

メインハーネス、サブハーネス交換

ETC取り付け

各部清掃、磨き上げ

と、盛り沢山の内容で時間がかかってしまいましたが

時間がかかっただけにお別れするのが少し名残惜しいですね。

とはいえ、オーナー様に乗って喜んで頂くのが楽しみでなりません。

元々、マルチエンジンとの馴染みが薄い私ですが、

この6気筒のオートバイは本当に久しぶりに、ハマるバイクでした。

4速スポーツがそうなんですが、こういうハマるバイクって各人各々必ずあるものです。

それが1台の人も居れば、100台の人もいるわけで

そういう1台と出逢わせて頂いた事は大いに感謝です。

後は帰宅に向けて配送の準備などの期間にさらに磨いておこうと思います。

ありがとうございました。



それではみなさまごきげんよう!